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【最新版】総合型選抜(AO入試)の合格率は?私立・国公立・短大を徹底調査
目次
総合型選抜(旧AO入試)は受かりやすいのか?倍率、合格率はどのくらいなんだろう?と気になる方が多いのではないでしょうか? そういったお悩みを持つ方向けに、国公立大学、私立大学、短期大学の最新版の合格率を取り上げ、総合型選抜と一般入試の倍率を比較しながらお伝えしたいと思います。
総合型選抜の合格率(倍率)の推移
総合型選抜の合格率の推移では、国立大学では国立大学では2022年から2024年にかけて、国立大学の倍率は3.8倍で一定しており、合格率に大きな変化はないです。公立大学では倍率が2022年の4.8倍から2024年の4.6倍に減少しています。私立大学の倍率は2022年の7.9倍から2024年の7.5倍に減少しています。短期大学の倍率では2022年の1.1倍から2024年の0.9倍に減少しています。総じて合格率の推移は大きく変わらず、私立大学の倍率が極端に高いことがわかります。
学校種別 | 2022年合格率 | 2023年合格率 | 2024年合格率 |
---|---|---|---|
国立大学 | 3.8倍 | 3.8倍 | 3.8倍 |
公立大学 | 4.8倍 | 4.7倍 | 4.6倍 |
私立大学 | 7.9倍 | 7.6倍 | 7.5倍 |
短期大学 | 1.1倍 | 1.0倍 | 0.9倍 |
総合型選抜は受かる確率が高い?
一般入試に比べて、総合型選抜の合格率は高い傾向です。しかし、選考基準が異なるため、単純に「受かりやすい」とは言えない部分があります。その理由として、総合型選抜では、学力試験の成績だけでなく面接や小論文、課題解決能力、自己PRなど、様々な視点から評価されます。そのため自分の個性や得意分野をアピールできる人にとっては有利な入試方式になります。総合型選抜ではしっかりとした準備と対策が重要なので、早めの対策が重要です!
一般選抜との合格率の違い
一般選抜は学力試験を中心に評価する一方で、総合型選抜では面接やプレゼンテーション、小論文、課外活動実績などを通じて受験生の個性や意欲を重視します。そのため、学力だけでなく、自分の強みやこれまでの実績をアピールすることが大切になります。どちらの選抜方式が合っているかは、受験生自身の得意分野や希望する学部・学科によって変わるので、しっかり検討することが大切です。
総合型選抜 国公立大学 合格率【2024年最新】
文部科学省の資料によると、国公立大学では、総合方選抜を採用する大学が増えています。募集人数も年々増えています。 次に国公立大学で総合型選抜を採用している大学からそれぞれ2つの学部について、2024年度の総合型選抜の合格率を紹介します。 基本的に「合格者数÷受験者数×100」によって実質合格率を記載していますが、受験者数を公表していない大学については、「合格者数÷志願者数×100」で計算しています。
総合型選抜 国立大学
京都大学
- 総合人間学部:9.8%(合格者数:4/志願者数:41)
- 文学部:23.8%(合格者数:10/志願者数:42)
大阪大学
- 人間科学部:28.1%(合格者数:16/志願者数:57)
- 法学部:31.6%(合格者数:24/志願者数:76)
東北大学
- 薬学部:33.8%(合格者数:26/志願者数:77 AO入試Ⅲ期)
- 工学部:33.8%(合格者数:240/志願者数:771 AO入試Ⅱ期・Ⅲ期合算)
北海道大学
- 理学部:28.6%(合格者数:40/志願者数:140)
- 医学部:22.2%(合格者数:6/志願者数:27)
九州大学
- 共創学部:18.35%(合格者数:20/志願者数:109)
- 教育学部:19.51%(合格者数:8/志願者数:41)
筑波大学
- 人文・文化学群:15.19%(合格者数:12/志願者数:79)
- 体育専門学群:13.46%(合格者数:14/志願者数:104)
総合型選抜 私立大学 合格率【2024年最新】
早稲田大学
- 政治経済学部:39.23%(合格者数:51/受験者数:130)
- 社会科学部:17.57%(合格者数:39/受験者数:222)
慶應義塾大学
- 法学部:27.04%(合格者数:215/受験者数:795)
- 文学部:46.91%(合格者数:129/受験者数:275)
中央大学
- 法学部:23.55%(合格者数:134/受験者数:568)志願者数
- 経済学部:49.66%(合格者数:146/受験者数:294)
法政大学
- 法学部:54.05%(合格者数:20/受験者数:37)
- 文学部:36.04%(合格者数:40/受験者数:111)
関西大学
- 法学部:38.39%(合格者数:43/受験者数:112)
- 文学部:30.84%(合格者数:33/受験者数:107)
近畿大学
- 情報学部:36%(合格者数:9/受験者数:25)
- 文芸学部:17.57%(合格者数:13/受験者数:74)
立命館大学
- 経営学部:43.75%(合格者数:49/受験者数:112)
- 国際関係学部:57.66%(合格者数:64/受験者数:111)
東京女子大学
- 現代教養学部:64.57%(合格者数:113/受験者数:175)
武蔵野美術大学
- 造形学部:35.31%(合格者数:172/受験者数:487)
- 造形構想学部:31.58%(合格者数:42/受験者数:133)
国際基督教大学(ICU)
- 教養学部:37%(合格者数:111/受験者数:300)
玉川大学
- 教育学部:54.64%(合格者数:148/受験者数:271)
- 文学部:51.02%(合格者数:25/受験者数:49)
総合型選抜 短期大学 合格率【2024年最新】
川口短期大学
- 全体:33.33%(合格者数:40/受験者数:120)
名古屋文化短期大学
- 全体:97.27%(合格者数:107/受験者数:110)
山野美容芸術短期大学
- 全体:100%(合格者数:105/受験者数:105)
郡山女子大学短期大学部
- 全体:100%(合格者数:23/受験者数:23)
聖和学園短期大学
- 全体:100%(合格者数:158/受験者数:158)
日本大学短期大学部
- 全体:91.67%(合格者数:11/受験者数:12)
総合型選抜で受かる確率を上げる具体的な対策
総合型選抜で受かる確率を上げるためには、対策の仕方をしっかりと探り、継続して取り組むことが重要です。課外活動を積極的に行い、実績を作るなど、総合型選抜には一般試験とは異なる準備が必要です。具体的な対策を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
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この記事では、総合型選抜に必要な対策が学年別でやるべきことが細かく解説しています。慶応義塾大学合格者が自身の経験・ノウハウを余すことなく記載していますのでぜひ参考にしてください。
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長谷部 風伍
はたらく部インターン生。 面白そう、ワクワクすることに挑戦することが好きで、高校生の頃から課外活動などを積極的に参加し、現在ははたらく部インターン生としてSNS、デザインに挑戦中。